9月22日、第1回のにしのみや聞法の会が開催され、山口県から宮田秀成先生をお迎えし「お彼岸の由来、何をする日」の講題でご説法して頂きました。事前告知を聞かれた多くの方々がご来場され、会場が狭く感じるほどの熱気でした。
「お彼岸の由来、何をする日」
浄土真宗における彼岸とは、先祖供養ではなく、仏徳讃談、仏恩報謝の日である。それはなぜなのかを懇切丁寧にお話して下さいました。
阿弥陀仏は南無阿弥陀仏となって生死を繰り返す凡夫に呼びかけ、南無阿弥陀仏と聞き、本願を信じて、称える者を必ず浄土に生まれさせるという本願を建てられたこと。そして信心とは浄土に生まれさせる、仏にすると聞いて疑いの無いことであると先生は教えて下さいました。
信心一つで現在ただいまお浄土参りが定まるので、定まってからは仏恩報謝をしましょう、というのが浄土真宗のお彼岸であるとのお話を宮田先生から頂きました。
つい最近喫茶店でご高齢者の集まりの会話がたまたま聞こえて来ました。「(彼岸だからと言って)お墓参りに行かなくても仏様は罰を与えることはない。」と仏様のお話を聞かれている方のようでした。でもそのあとポツリ「浄土真宗の教えは難しくてわからんわ。」と言われていました。このような方々が街にたくさんおられるのかもしれません。一人でも多くの人に浄土真宗の教えが正しく伝わるよう、行動していかなければと思わせられる瞬間でした。
次回以降の予定
10月5日 (金)14時~15時半 西宮市立勤労会館 第5会議室
講師:西受秀文先生
11月24日 (土)15時~16時半 西宮市立勤労会館 第5会議室(予定)
講師:宮田秀成先生
※日程などの変更がある際。HPなどで連絡をいたします。
どうぞご聴聞ください。
お待ちしております。
響流会